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ボイトレで誰でも大きな声になれる

声が小さい人が「大きな声」を出せるようになるには

先日のブログでは、フリーアナウンサーの K さんをご紹介しました。
「声が小さいので、大きな声で話せるようになりたい」と、柏教室のボイトレに来られた方です。

▶声量がアップ!アナウンサーKさんの変化

では、実際にどのようにして小さい声を大きくしていくのでしょうか。

声が小さくなる理由

声が小さい方は、多くの場合 喉のまわりの筋肉をギュッと閉めて声を出している ことが原因です。
そうすると、声は喉から上、つまり顔や頭の部分にしか響かず、小さな声になってしまいます。

本来は、声帯にちょうどよい分量の息を流すことで、自然に声帯が振動します。
その振動が体全体に伝わり響くことで、力まなくても大きな声が出るのです。

リップトリルで声の通り道をつくる

そこで役立つのが リップトリル(唇を「ブルルル」と震わせる発声法)です。

リップトリルを上手に使うと、自分の声帯に「どのくらいの息の量・スピードが合っているか」を体で知ることができます。
適切な息の流れが見つかると、喉を無理に締めずに声を響かせられるようになっていきます。

スポーツのように全身を使う

声を大きくするのは、喉の力ではなく 全身の協調運動です。
息を支えるためにお腹や背中の筋肉を使い、響きを広げるために胸の骨格を広げる。
まるでスポーツで体中の筋肉をバランスよく動かすように、発声も体全体を使って行うことが大切です。

最後に

声の大きさは、喉の力の強さ ではなく、息の流れと体全体の響き で決まります。
リップトリルはその感覚をつかむための効果的な練習です。

「声が小さくて聞き返される」「もっと通る声を出したい」と思っている方は、是非 体験レッスンでご相談ください。