あなただけの声を探して

〜声の多様性〜
「多様性」という言葉をよく耳にするようになって、もうずいぶん経ちます。
人種や文化、価値観だけでなく、私たちが日々使っている“声”もまた、多様性の一部だということを考えたことはあるでしょうか。
「たまみの音楽室」では、つくば市と柏市でボイトレレッスンをおこなっています。
レッスンでは音程やリズムといった基本ももちろん練習しますが、私が一番お伝えしたいのは「声の多様性」です。
つまり、あなたの声が世界でただ一つの、かけがえのない響きだということ。
たとえば、お気に入りの曲を歌うとき。
「こんな音色で歌いたい」というイメージが心の中に浮かぶでしょう。
それを十分に表現するには、まず自分の体に合った発声を知り、自分という“楽器”を最高の状態で響かせることが大切です。
そうして生まれる声は、誰とも同じではない“あなただけの音”になります。
その声を聞いたとき、あなた自身も、そして聴いている人も「ああ、これだ」と感じます。
不思議なことに、人は本来の自分の響きを、心のどこかでちゃんと知っているのです。
「たまみの音楽室」のレッスンは、あなたがその声を見つけ、この世界に“自分らしさ”という多様性を響かせる時間です。
あなたの声は、一つしかない宝物なのです。