080-4853-0625

受付時間10:00~19:00

※レッスン中は出られない場合があります

【守谷のボイトレレッスン】Nさんの「本当の声」に出会った瞬間




12月から守谷のレッスンに通ってくださっている N さん。
初回から、リズム感も音程感もとても良く、音色にも強い魅力がありました。
特に中音域は、
「もう何年もライブハウスで歌っていらっしゃるのですか?」
と思ってしまうほど、ある意味“完成された”声の出し方をされていました。

4回目のレッスンで取り組んだこと

4回目のレッスンでは、声の高さが切り替わる「チェンジ」の部分に少し不安定さが出るところを重点的に練習しました。
ある音を
・声
・リップトリル
この2つで交互に出していただいたところ、

声だけだと音程はぴったり合っているのに、
リップトリルになると、音がうわずってしまいます。
これは、声だけのときに息の流れが十分に整っていないことを示しています。

何度も何度も、繰り返して
私の少し(かなり?)しつこいレッスンにも、N さんは根気強く応えてくださいました。

同じ練習を、何度も、何度も繰り返しているうちに……。
ついに、不安定さが消え、
ご自身の心と体の中心に、まっすぐにぴたりと合った声が出たのです。

その瞬間、空気が変わりました。


「作られた美しさ」から、「その人そのもの」へ
振り返ってみると、それまでの N さんの声は、
ご自身の中心からほんの少し距離のある場所で、
ある特定の「美意識」によって丁寧に作られた声だったように思います。

その
ご自身と声とのわずかなギャップ
美意識によるコントロール
それが、独特の魅力として聴こえていたのも事実です。

けれど、私のボイトレで目指しているのは、
自分の意図が、自然でまっすぐな形で声になること。
声のまわりを彩っていたものを、少しずつそぎ落としていった結果、
「ああ、これが N さんだ」
と感じられる声に変わりました。

感動の共有

あまりにも素晴らしくて、私は思わず泣いてしまいました。
ちょうどそこへ、次のレッスンの K さんがいらしたので、
「ねえ、聴いて聴いて!」
と、N さんの“ご自身と完全に一致した声”を、一緒に聴いていただき、新しい声の誕生を共に祝うことが出来ました。

声が変わるというのは、
技術だけでなく、その人そのものが立ち現れる瞬間でもあり、この瞬間に立ち会う幸せを改めて感じました。