すぐ声が枯れてしまうのはなぜ?

カラオケなどで20分ほど歌うとすぐ声が枯れてしまう、という方はたくさんいらっしゃいます。
一緒に行ったお友達が1時間も2時間もきれいな声で歌い続けているのを聞きながら、
「羨ましいなあ」と感じる、そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そのような方は「私は歌が下手だから」と思い込んでしまいがちです。
でも、短時間で声が枯れてしまうのは、決して「下手だから」ではありません。
それは、ご自身の体が「歌い方に無理があるよ」と教えてくれているサインにすぎないのです。
声が枯れる原因と改善のヒント
多くの場合、声が枯れる原因は以下のようなものです。
息で声帯を振動させず、喉を締めてしまう
高音を無理に張り上げて出そうとする
前に向かって歌う意識が強過ぎて、声が身体に響くスペースが狭くなっている
これらはすべて「ちょっとしたクセ」から起きていることです。
逆に言えば、体の使い方や息の流れを整えてあげれば、驚くほど簡単に改善していきます。
レッスンでの変化
実際にレッスンを受けられた方の多くが、
最初は30分も歌えなかったのに、数ヶ月後には2時間歌っても声が枯れなくなったとおっしゃいます。
大切なのは、声帯を適切に振動させながら「体全体で歌う」という感覚を身につけること。
息を深く吸い、楽に吐きながら声を響かせる練習を繰り返すうちに、
自然と声が長持ちするようになり、歌うことそのものがどんどん楽しくなっていきます。
声が枯れなければ世界が広がる
「すぐ声が枯れてしまう」から「思いきり歌える!」に変わると、
歌う時間そのものが楽しみになります。
大好きな歌を気兼ねなく歌える喜びは、
カラオケだけでなく、日常の暮らしをも明るく彩ってくれます。
歌声は、ほんの少しの工夫とトレーニングで、必ず変わっていきます。
「歌うと声が枯れてしまう」とお悩みの方は、
それを改善できるチャンスだと前向きに捉えてみてください。
「たまみの音楽室」では、リアルな対面 でのボイトレレッスンを 柏市 とつくば市で行っています。
オンライン レッスンでも必ず上手になります。
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