歌は心を支える居場所になる

今日は9月1日。
実はこの日は、一年の中で子どもの自殺が最も多い日だといわれています。
夏休みが終わり、学校が始まる。
新しい環境や人間関係に向き合わなくてはいけないことが、大きな重荷になるのでしょう。
でも、学校だけがすべてではありません。
家庭でもなく、学校でもない「自分だけの居場所」を持つことは、心を健やかに保つためにとても大切です。
私にとって、そしてレッスンに来てくださる方にとって、その一つが「歌うこと」です。
歌うことで、嬉しい気持ちはもっと大きく膨らみ、悲しい気持ちは少し軽くなります。
そして何より「自分の声で表現する」ということが、自分らしさを取り戻す時間になります。
実際に、歌うことが心の健康に良いという研究もあります。
例えば、歌うことで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやエンドルフィンが分泌されることがわかっています。
また、声を出すことで呼吸が深くなり、自律神経が整う効果もあるそうです。
歌は義務ではありません。
上手に歌わなければいけないわけでもありません。
ただ、自分の気持ちを声にのせることで、心がふっと軽くなる。
その瞬間が、自分らしさを守る大切な時間になるのだと思います。
子どもたちも、大人たちも。
学校や仕事の外に、自分らしくいられる世界を持ってほしい。
歌がその小さなきっかけになればと願っています。
ボイトレのリアルな対面 レッスンは柏市つくば市で、また オンライン レッスンのご用意もあります。
お気軽に体験レッスンにいらしてみてください。