080-4853-0625

受付時間10:00~19:00

※レッスン中は出られない場合があります

【柏教室・現役音大生バリトンのレッスン】― 速いパッセージでも音程を安定させるために ―




柏教室には、現役の音大生が声楽のレッスンに通ってくださっています。
バリトンで、ハーモニーを聞き取る感覚がとても優れた方です。
現在は、コンコーネやヴァッカイなどの練習曲集と、オペラアリアに取り組んでいます。

速く動くフレーズで起きること

ゆったりとしたフレーズでは、音程も安定し、美しい響きで歌われます。
けれど、16分音符で速く動くパッセージになると、音程が低くなることがありました。
この方は和声感覚が非常に優れているので、頭の中では常に整った和音が鳴っています。
つまり問題は「耳」ではなく、「速く動くときの発声」にあります。

細かく歌おうとすると、かえって硬くなる

速い音を正確に出そうとして、
細いペンで細かい字を書くような感覚で歌うと、どうしても発声が硬くなってしまいます。
その結果、息の流れが滞り、音程が下がってしまうのです。

イメージとしては、太くて長い筆で、小さな字を書くようにします。
一見矛盾しているようですが、土台となる息の流れは大きく、豊かに保ったまま、その上に細かい音を描いていくのです。

反対の動きを同時に行う

実際の身体の使い方としては、
細かい音一つひとつを、横隔膜の運動で弾ませる
同時に、全体はレガートでまとめる
という、ある意味「反対方向」のコントロールが必要になります。
小さく刻みながら、しかし流れは止めない。
部分は軽やかに、全体は大きく。
少し専門的な話になりますが、
ここが声楽の面白くも奥深いところです。

大切なのは

大事なことは、とてもシンプルです。
「息で歌う」ということ。
音を喉で作ろうとすると、速い動きは崩れます。
けれど、息の流れの中に音を乗せることができれば、
速いパッセージも自然に整っていきます。
優れた耳を持つこのバリトンが、さらに自由に、さらに安定して歌えるようになる過程を、これからも丁寧に支えていきたいと思います。


体験レッスンのご案内

柏教室では、現役の音大生の方はもちろん、
若い頃に専門教育を受けていたけれど、もう一度しっかり声楽に向き合いたい方
ブランクがあるけれど基礎から整えたい方
まったくの初心者で、一からボイトレ・声楽を始めたい方
年齢やご経験に関わらず、歓迎しています。
専門的な内容も、その方の理解度や目標に合わせて、無理のない形で丁寧にお伝えします。
「もう一度きちんと学びたい」
「基礎から整えたい」
「本当に息で歌えるようになりたい」
そう感じていらっしゃる方は、ぜひ一度、体験レッスンにいらしてください。
あなたの声が、本来の響きで自由に歌い出す瞬間を、一緒に見つけていきましょう。