音楽室から、ちょこっとお便り

たまみの音楽室は、柏市、つくば市、オンラインで声楽・ヴォイトレ・ピアノのレッスンを提供しています。
対面レッスンのレッスン生の皆さんには、ときどき「たまみの音楽室便り」というタイトルのお手紙をお配りしています。
手書きで綴っているこのお便りには、レッスンで大切にしている想いや、音楽について日々感じていることなどを、皆さんにお伝えできたらという思いを込めています。

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たまみの音楽室便り

2025年6月。

私はショパンの小さなワルツやマズルカを弾いたことがありますが、大きな曲は弾けません。先日、ふと、 優美さんとの連弾なら弾けるのでは？と思い付き、現在 「華麗なる大円舞曲」を一緒に練習しています。

次回の発表会はチャイコフスキーを歌います。幼い頃にバレエで「くるみ割り人形」を踊ったり、ヤマハの講師試験で小品「甘い夢」を弾いたりと、美しいメロディーが大好きな作品家なのですが、歌は勉強したことがありませんでした。

今回、取り組む、チャイコフスキーの中では最も有名な歌曲、「ただ憧れを知るもののみが」は、ゲーテがドイツ語で書いた詞がロシア語に訳詞され、それにチャイコフスキーが曲をつけ、そこに元々のドイツ語の詞が乗せられ、広まったそうです。

ショパンの憧れの曲を練習し始めたことで、私の心の中にも、音楽への“憧れ”の気持ちが、再び強く湧いてきたのを感じています。

たまみ♪

このお便りを通して、何か感じていただけることがあればうれしいです。
皆さんが演奏するときのヒントになったり、音楽への関心が深まったり、
また、ご質問やご感想などをいただけたら、とても励みになります。